「新しくクリニックを開設したい!」「理想とする自分自身の病院を築きたい!」
という熱い想いを抱く一方で、避けては通れない「開業資金」の工面に頭を悩ませている先生も多いのではないでしょうか。
2026年という新たな年を迎え、心を一新してご自身の理想を形にするために動き出すには絶好のタイミングです。 本記事では、新規クリニックの開設に必要となる資金の概算や、具体的な調達の手段について詳しく紐解いてまいります。
クリニック新規開業の現状
実際のところ、クリニックを構えるにはどの程度の費用が必要になるのでしょうか。
一言で「開業資金」と申しましても、選択する診療科目や立地条件、建物の規模、内装のデザイン性、導入する医療機器のスペックといった多岐にわたる要素によって、その総額は大きく変動いたします。
また、クリニックを建物から新築して開業する場合、土地の取得費や建築費が発生するため、既存のビルなどに入るテナント開業と比較すると、およそ2,000万円から1億円以上の追加費用が必要となるケースが一般的です。
以下に「診療科目」ごとの開設費用の目安をまとめました。
| 診療科目 | 開業資金の目安 | 主な設備・機器の例 |
| 内科 | 7,000万~1.5億円 | エコー、心電図、血液検査機器、X線装置など |
| 小児科 | 6,000万~1億円 | 心電図、血液検査機器、尿検査装置など |
| 皮膚科 | 4,000万~1.5億円 | レーザー治療器、光治療器など |
| 精神科 | 3,000万~6,000万円 | 心理検査ツール、AEDなど |
| 歯科 | 1億~1.5億円 | レントゲン、CT、口腔内カメラ、バキュームなど |
| 眼科 | 7,000万~1.2億円 | 検眼機器、レーザー治療器など |
| 耳鼻咽喉科 | 6,000万~1億円 | 内視鏡、X線装置、吸入器など |
| 整形外科 | 8,000万~2億円 | X線装置、MRI・CT、リハビリ機器など |
この他、すべての科目に共通して、電子カルテシステムや予約管理ツール、電話設備、ネットワーク環境の構築費なども必要となります。予測していたよりも高額だと感じられた方も少なくないはずです。
資金の調達方法
開業に必要な資金を確保する手段としては、主に「自己資金」「融資」「補助金・助成金」の3つの選択肢が挙げられます。
新規開業の際には、一定の条件を満たせば融資を受けることが可能ですが、経営の安定性を高めるためには、ある程度の自己資金を蓄えておくことが極めて重要です。
自己資金
一般的には、総事業費の10%から20%程度の自己資金を準備できていると、金融機関からの信頼が得られ、融資の審査が通りやすくなります。
仮に1億円のプロジェクトであれば、1,000万円から2,000万円ほどを自己資金として用意できるのが望ましい形です。
融資
融資を受ける際の主な窓口は以下の4つです。
- 日本政策金融公庫
「新規開業資金」としての融資制度が利用可能です。融資限度額は7,200万円(そのうち運転資金は4,800万円)となっております。返済期間は設備資金で20年以内、運転資金で7年以内と設定されており、他の金融機関と比較して金利が低めに設定される傾向にあります。
- 独立行政法人福祉医療機構(WAM)
原則として医療法人が対象となりますが、建築費や医療機器の購入、運転資金など幅広い用途に活用できます。
融資の限度額は、病院や有床診療所に比べると無床診療所の場合は低くなる可能性があります。
融資期間は最長10年(経営資金の場合)など、使途によって異なります。
補助金との調整は必要ですが、所要額の95%以内を融資で賄うことが可能です。
- 民間金融機関
銀行によって上限額や融資条件は千差万別です。特に地方銀行の場合は、資金面だけでなくビジネス面でのサポートや研修制度を提供しているケースもあるため、一度相談に足を運んでみることをお勧めいたします。
- リース会社
医療機器を導入する際、リース会社から資金調達を行うことも可能です。
ただし、金利が高めに設定される傾向がある点には注意が必要です。
補助金・助成金
特定の要件を満たすことで、「創業補助金」「事業承継・引継ぎ補助金」「IT導入補助金」「医療施設等施設設備補助金」「ものづくり補助金」などの公的支援を活用できる場合があります。
ただし、これらのみで全額を補填することは不可能であるため、融資などと組み合わせて計画的に運用することが求められます。
おわりに
戸建てでのクリニック開設は多額の投資を要しますが、ご自身の理想とする医療を追求できる最適な環境を構築できる点が最大のメリットです。
成功を収めるためには、緻密な事業計画と資金シミュレーション、そして土地選定から設計、建築、機器の導入、人材採用、集患戦略までを一貫して考える必要があります。
進和建設工業(ドクター建築ラボ@OSAKA)は、大阪エリアにおいて医院・クリニックの土地探しから新規開院まで、ワンストップでトータルに支援させていただきます。
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新年、心を入れ替えて新たな一歩を踏み出す先生を、全力でバックアップいたします。
【お問い合わせ・会社情報】
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